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第12話 魔獣アウルベア その2 ~ソフィアサイド~

ผู้เขียน: 光命
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2025-03-16 09:44:06

あやつも順調に魔物を倒せるようになってきてるようだのぅ。

最初苦戦しておったが、コツを教えたら、早く結果を出しおった。

案外切れ者なのかもしれん。

だいぶ倒してきたようじゃが……

「今度はそうもいかんぞ」

ちと違う気配がしてきた。

そうあやつに伝える。

「何かいるのか」

そういうとあやつも臨戦態勢を整えた。

「そうじゃなぁ

 強い気配があちらからするのぅ。

 たぶん、今までのやつらの親玉じゃろう」

あやつと二人で気配がする方へと近づいていく。

鬱蒼と生い茂る草場の陰から覗き込んで見てみると、そこに魔獣がおるではないか。

「ほぅ、あれは……

 魔獣アウルベアだのぅ」

どこかで見た覚えがあるやつじゃったが、確かそんな名前じゃったかのぅ。

「アウルベア?」

あやつは初めて聞く名前なのか、ワシに対して聞き返してきた。

「頭がフクロウ、体が熊の魔獣じゃ。

 ちと厄介じゃのう」

単にガンガンとくるだけが能の魔獣とは違ったような気がしたのぅ。

「厄介?

 今までの魔物と違うのか?」

あやつはすぐに質問してくる。

分からんからしかたないのかもしれんんが……

もう少し自分で考えないものかのぅ。

「ちょっとばかり知能もあるから、いろいろ考えおる。

 まぁ、ワシが出れば造作もないことじゃがの。

 今まで休ませてもらったし、ここはワシの出番かのぅ」

ワシは剣から飛び出して、アウルベアの方へ近づいていった。

久々に少し手を煩わしそうな魔獣だのぅ。

まぁ、今のワシにとってはまだまだ足りん相手じゃがのぅ。

少しは運動になるやもしれん。

久々の戦いに思わず笑みがこぼれてしまう。

「さて、俺も協力する」

そう言うとあやつも、ワシの後に続いてきた。

「久しぶりじゃのぅ、お前らの種族と戦うのも」

魔王になる以前じゃったかな。

あの時はまだワシも力が乏しかったから苦戦したがな。

「オマエハ……」

片言の言葉でアウルベアはしゃべりだした。

もしかして……

「おっ、覚えているのか。

 以前、ワシとやりあったはずじゃがのぅ」

あの時のやつじゃったらと思うとさらに気持ちが高ぶってくるのぅ。

「シラン……」

そっけなく返されてしまった。

さすがにあの時のやつではなかったのぅ。

「違う奴じゃったか。

 そうじゃそうじゃ、さすがにあの時のアウルベアも生きてはおらんな」

自分で話をしておいてなんじゃが、だいぶ前のことじ
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